そもそも、お留守番できるの?
ちょっとしたお出かけや出張また旅行などで、どうしても愛犬愛猫と数日間離れ離れにならなければならないこともありますよね。その時も気がかりなことは、愛犬愛猫がきちんとお留守番をしてくれているのかだと思います。万が一のトラブルを最小限に抑えるためにも、必要な準備や対策をとりましょう。
いぬさんとねこさんはお留守番に対して違いがあるみたい
どのように違うのか知っておいたほうが良さそうですね
犬は、本来、群れで生活する動物です。飼い主さんと離れ、急に一人にさせられてしまうと寂しさや恐怖など精神的にも大きな負担になり、問題行動が見られることがあります。お留守番ができたとしても、きっと我慢しているはずです。突然のお留守番とならないよう、まずは短時間からお留守番のトレーニングを行い徐々に時間を延ばしていきましょう。飼い主さんが出かけても「必ず戻ってくる」という安心感による信頼関係を築くことが大切です。
一方、猫は、もともと単独で行動する動物です。一日の半分以上は寝て過ごし、飼い主さんがいないことで、問題行動を起こすことは、ほとんどありません。逆に、飼い主さんに連れまされることによる慣れ親しんだ場所にいないことのほうが、かえって、ストレスを抱えてしまうことがあります。
ペットのお留守番、どのくらいの時間・期間なら大丈夫?
お留守番できる明確な基準ってあるのだろうか?目安があるといいのかもしれませんね
明確なお留守番のできる基準はありませんが目安として飼い犬さんの場合では、外での排泄くせがついてしまっていると「おおよそ6時間程度」が限度かもしれません。それ以上排泄を我慢させると大きなストレスとなり、場合によっては膀胱炎を患ってしまうことがあります。また、フードを飼い猫さんのように調整しながら食べることはできず、与えた分だけ食べてしまいますので、健康な成犬であればフードを与えられる「おおよそ12時間程度」が限度かもしれませんね。
一方、飼い猫さんは短期間であれば一人で過ごすことに問題はありません。ただ、用意したフードの鮮度、蒸発による飲み水の不足、トイレなどの衛生面、急に体調を崩すことなども考えられますので、あまりにも長い期間、お留守番をさせておくのはよくありません。せいぜい1~2日程度が限度なのかもしれません。
そして、生後まもない子犬、子猫においては健康状態が不安定です。老犬、老猫においても、いつ体調が変化するやもしれませんので、お留守番は極力避けたほうがよいでしょう。お留守番できる時間は、愛犬・愛猫の種類、性格、年齢、生活環境などにより異なりますが、お留守番させるときは、愛犬・愛猫が一人で過ごすのにストレスを感じないよう「いつもと」同じ環境になることを心がけましょう。
お留守番させるための必要な準備・環境は?
お留守番をさせる最低限の準備・環境って何をすればいいのかな?
十分な食事の用意
お出かけする時間・期間を考慮して多めに用意しましょう。お留守番中の食べすぎによる問題よりも、空腹によるストレスのほうが愛犬愛猫を苦しめることになります。また、本来、口にするべきではないものを口にする可能性もありますので、十分な量を用意するか自動給餌機などの活用を検討しましょう。
十分な水分を用意
わたしたちもそうですが生きていくうえで水分は欠かせないものです。誤って水の入った器を倒してしまい、こぼしてしてしまうこともよくあります。お留守番する時間・期間にもよりますが、器は足つきや底が広く安定感のあるものを2~3ヶ所に用意し設置しましょう。また、いつでも新鮮なお水が飲めるように自動給水機などの活用を検討してみるのもよいかもしれません。
トイレの設置
ねこさんは、普段ならトイレでしてくれるのに、排泄するべきでない場所におしっこやうんちをしてしまうことがあります。原因の多くは「トイレが汚れている」からです。
トイレは、ねこさんの数より多くトイレを設置することが望ましいとされています。お留守番中はトイレの掃除ができないため、お出かけの前に綺麗にして、猫砂はたっぷりの量を入れてあげてください。清潔感を保てるシステムトイレなどの活用も検討しましょう。
いぬさんは、外で排泄のくせがついてしまうと、室内で排泄することを忘れてしまっていることがあります。事前に室内でも排泄するトレーニングを行いましょう。また、寝床とトイレは出来るだけ離す工夫をし寝床は清潔にしておきましょう。お留守番中にウンチがすぐそばにあると、気になって、たまたま口をつけたら「食べられるのでは?」と思い、食フンが始まるケースがありますので注意してください。
誤飲誤食の危険性を未然に防ぐ
愛犬・愛猫が食べたら危険な食材、破損しやすいおもちゃ、口にすると危ないものなどは、愛犬・愛猫が開けられないような場所に片づけておきましょう。また、生ごみはすべて処分し、ごみ箱には蓋をして開けられないように工夫しましょう。帰宅したらごみ箱を漁っていた…などの姿は見たくないですよね。事前にできるだけの対策を講じることが怪我や事故を防ぐことになります。
室内の温度管理も重要
年齢や品種、毛の長さ、個体差によってペットの適温は変わりますが、いぬさんが、快適に過ごせる室温はおおよそ20℃前後と言われています。ねこさんはおおよそ28℃前後と言われています。エアコンを利用して室温を保つことが安全です。と言うのも、ストーブは転倒による火災の危険性があります。ホットカーペットや電気毛布などは、直接、身体に触れるので長時間居ると低温やけどをおこすことがあります。また、コンセントをかじることによってショートし火災に繋がる事例もあります。お出かけの際には、自動で電源がOFFになるなど、重大な事故にならないよう対策しましょう。火災は愛犬・愛猫のみならず近隣住民を巻き込むことにもなりかねませんので十分に注意しましょう。
やっぱり心配。ペットのお留守番の様子を確認したい。そんな、おすすめアイテム、「ペットカメラ」
どんなにお留守番が慣れている子でもやっぱり心配ですし、お留守番中に愛犬・愛猫に何かあったときにはすぐに駆け付けたいですよね。もし、寂しいそうにしている子がいれば声もかけてあげたい。飼い主さんの声を聞くだけでも彼らも安心できると思います。
そんな飼い主さんの不安を解消し、愛犬・愛猫の様子を見守る心強いアイテムが「ペットカメラ」です。工事不要で設置もカンタン♪お留守の多い方は防犯対策にも♪手軽に利用できますのでおすすめです。
TP-Link ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C210
多彩な高機能を搭載!コスパが魅力
左右360°、上下114°のパン・チルト(首振り)機能搭載で広範囲をカバー、見守りたい空間を隙間なく見守れます。自動追尾機能の動作感度も優秀で検知したら、ペットを画像中央で捉え追尾します。ナイトビジョン機能で安眠を妨害することなく、暗いお部屋の映像もクリアな視界でお届け。300万画素の超高画質、音声通話も可能。アレクサも対応♪多彩な機能を搭載しているコスパが魅力なペットカメラです。
塚本無線 みてるちゃん WTW-IPW108J
優れた自動追尾機能が、捉えたペットを逃がさない
左右360°、上下93°のパン・チルト(首振り)機能がスピーディに広範囲をカバー。自動追尾機能が優れモノ、人やペットの動き検知すると、どんなに動き回っていてもフレームアウトすることなく、ペットをキャッチする自動追尾が魅力なペットカメラです。また、サウンド検知機能も搭載されているのでペットの鳴き声にも気付けるのはいいですね。
他の主な機能:赤外線LEDで夜間撮影も可能。265万画素の高画質。音声通話も可能。アレクサも対応(双方向通話はアレクサ未対応。)
パナソニック HDペットカメラ KX-HDN215-K
イタズラされても倒れない耐久力。独自の機能がペットファースト
左右360°、上下90°のパン・チルト(首振り)機能搭載。外出先のスマホからペットの日常を見守ります。特殊な吸盤によって、ペットにイタズラされても倒れにくい転倒防止構造なので、簡単に倒されることなくペットのお留守番を見守り続けます。また、独自の行動ログ機能により、ごはんやトイレ等の回数もチェックが、できるのでペットの健康面も確認できます。健康管理もサポートできるペットに寄り添った機能が魅力なパットカメラです。
他の主な機能:自動追尾機能搭載。200万画素の高画質。音声通話も可能。アレクサも対応♪
ieGeek ネットワークカメラ
超高画質で8倍デジタルズーム搭載!アレクサも対応
左右350°、上下100°のパン・チルト(首振り)機能搭載。156°超広角レンズが搭載され360°全方向を見守ります。8倍デジタルズーム機能も搭載しているため細かな変化や状況も確認できます。夜視機能は波長850nm赤外線を内蔵しているので、よりはっきりと鮮明に映像をお届け。高精細な500万画素の超高画質。音声通話も可能。アレクサも♪ 前商品から改良と強化され最高峰のレンズが搭載された魅力あるペットカメラです
スイッチボット 見守りカメラ W1801200
優れたナイトビジョン機能を搭載。暗い所でも鮮明な映像をお届け
左右360度、上下115度のパン・チルト(首振り)機能搭載。全方向からペットを見守ります。暗くなるとナイトビジョンに自動で切替わり、8つの赤外線LEDライトがペットを照らし、真っ暗なお部屋でも10メートル先まで鮮明に見えます。「暗所でも鮮明な映像で見守りたい。」そんな、優れたナイトビジョン機能が魅力なペットカメラです。
他の主な機能:自動追尾機能搭載。200万画素の高解像度。独自の画像処理でリアルな質感で高精細にペットの毛などの細部まで再現化。音声通話も可能。アレクサも対応♪
Furbo ドッグカメラ Furbo3
愛犬専用に設計されたカメラ。おやつも飛び出すサプライズ!?
上下に首振りはできないものの、360度横回転すること愛犬をしっかり見守ることができます。スマホを操作して、本体前面の穴からおやつをあげられるので、予定外に遅くなってしまったときなど、飼い主さんからのおやつには嬉しいサプライズですね。離れていてもお互いの存在を近くに感じることができる機能が魅力のカメラです。
その他機能:自動追尾機能搭載。広角フルHD画質。有料ですが「Furboドッグシッター サービス」に加入すると安全面や健康面の様々な機能を追加できます。おやつサイズは0.5-0.8cmと0.9-1.5cmから選択可能。
ブリシア カメラ付き自動給餌器
自動給餌機能を搭載した見守りカメラ
外出先からでも決まった時間にフードを与えることができます。タイマー機能で回数・給餌量も設定可能なので、ダイエット中でも安心です。飼い主さんの声を録音して給餌時に呼びかければ、かわいいペットのお食事シーンもスマホで確認できます。暗くなると自動で暗視モードに切り替わるため、暗闇でも撮影ができます。ドライフードのみ対応ですが給仕機能が魅力なペットカメラです。
その他機能:1080p高精細カメラで静止画も動画も撮影可能。
まとめ
飼い主さんにとって「かけがえのない」存在であり大切な家族の一員である愛犬・愛猫。
まずお互いにとって快適であり、そして安心してお出かけするためにも、本記事がご対策の手助けとなれば嬉しいです。
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